大阪・南船場の美容室/mono.hair
モノが感じる、人とヒト、人とモノのお話をここでは紹介致します。

mono.ではもうおなじみの双子のイラストレーター
hip BORN twin がAfternoon Tearoomのお菓子と紅茶の
パッケージのイラストを手がけた商品が発売されました!
ある日hip BORN twinのお二人から小包が届き、何がはいっているのかな?とわくわくしながら開けてみると、春らしいミントグリーンとたくさんのお花や蝶蝶たちが丸い箱に描かれていて、今にもふわふわと動きだしそうな優しいイラストが目に飛び込んできました。
クリーム色のリボンをそっとはずしてみると、甘くておいしそうなミルクバームクーヘンが
入っていました。
独特でガーリーなイラストの世界観と、Afternoon Tearoomのおいしいお菓子で素敵な
午後のひとときを過ごせると考えただけで幸せな気分になりました。
食べ終わった後も、丸い可愛い箱に大切なものをいっぱい詰めたり、
飾ってみたり、使い方はたくさんあります!
スタッフも自分用に買いに行こうと計画中です!
皆様も、お見かけした際には是非手にとってご覧になってくださいね!

標高3776m。
日本一高い山、富士山。
山に興味がない方でも、いつか一度は登ってみたい…とだれもがそんな思いを掻き立てられるのではないでしょうか。
僕もその一人。
念願の富士山に登ってきました。
まず、富士山といえばその外観。
独立峰で周囲に高い山が無く、均整のとれた圧倒的な美しい佇まい。
場所や天候などで見え方も様々だと思いますが、その姿を見るとなぜか嬉しくもなります。

最近の山ブームで、7月8月のシーズンはイベント的な感じで騒がしくなるので、山好きな方は避けられてると聞きました。
5合目でバスを降りるとやはりたくさんの登山者で賑わっており、中には外国人の方も多くいて、海外か
らも一目置かれる存在なんだと実感し、改めて富士山の偉大さみたいなものも感じました。
日が暮れる前に5合目を出発し、翌日の日が昇る前に山頂に着き、ご来光を見る。


出発して間もなく日も沈み始め、辺りは暗くなり、自分のライトで足元を照らしゆっくりと登っていく。
草木もほとんど無く、山頂までほぼ足元は岩場や砂利道といった感じで、見える景色も雲海だけのような単調な景色ではありましたが、休憩している時ライトを消し空を見上げるとたくさんの星が輝いていてまたそれがすごく近くに感じ、疲れてきた体を癒してもらった気がします。
また登山者の多くがご来光を見るために夜間登るため、ライトの灯が列になっていてなんともいえない光景でした。
8合目の山小屋では、狭い中に何人もの方が押し込まれ一列になって寝る・・。寝返りすらできないほどの狭さでなかなか寝付けなかったのですが、疲れと寒さで冷えてきた体には、温かくて横になれる場所があることがありがたく思いました。



3時間近くの休憩の後は一気に頂上へ。
頂上に着いた時は、「エッもう着いたの?」って思い、なかなか実感しなかったのですが、そこにはご来光を一目見ようとする人がカメラを構え待っている姿があり、少しずつ実感が出てきました。
人が少ない場所を探しご来光を待っている時、気がつくと真っ暗だった空が少しずつ明るくなってきており、周りがざわつき始める。「来た、来た!」と周囲から声が聞こえ、雲海の向こうを眺めるとそこからは、ひとつの大きな輝きがあり、少しずつ雲海から顔を出し始めた綺麗なご来光を見ることができました。それは富士山から見る一番の景色であり、とても感動的でした。

「富士さん」と国民から親しみを込めて呼ばれ、海外の方からも愛されている山。
一度は・・・なんて言わず、何度でも登ってみたいと思いました。

憧れのフランス、パリ。
大阪から飛行機で約12時間。
結構な長旅でしたが、そんな疲れも吹き飛ぶくらいに素敵な街でした。
まず驚かされたのが、街並みや建築物のきれいなところです。
まるで映画の中にいるかのような、そんな素敵な気分にさせてくれます。
訪れた時期が7月の半ばだったので、気候も良くとても気持ちの良いものでした。
丁度私の友人がパリに住んでいるということもあり、街を案内してもらうことになりました。
この友人は、日本を離れてchristian collinというパリにあるとってもかわいいお花屋さんでがんばってお仕事をしています。
そんな友人の案内のもと、観光第一弾として、赤い2階建ての観光バスに乗ることになりました。このバスは、パリ市内の観光名所を細かく廻ってくれて、また、一つ一つ座席に音声ガイドもついていますので初めての方におすすめです。
この日は天気も良かったので、屋根の無い2階席に座り、ちょっと荒っぽい運転がまた楽しくて、気持ちの良い風を切って走りました。
バスを降りてからは、エッフェル塔を見たりオペラ座周辺の観光やショッピングを楽しみました。ちょうどパリはセール真っ只中ということもあり、わたしもお目当てのレペットのシューズや、かわいい雑貨やお菓子など、たくさんお買い物ができて満足感でいっぱいでした。



観光は他にもルーブル美術館やサクレクール寺院、世界遺産でもあるモンサンミッシェルも見に行きました。この中でも特にご紹介したいのは、モンサンミッシェルについてです。
モンサンミッシェルは、フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に建てられた修道院のことです。
パリからはだいぶ離れているので、バスで片道4~5時間ほどかかりました。
こちらはツアーでの参加でしたので、モンサンミッシェルに向かう途中にブブロンオンノージュ村というフランスの田舎町にも立ち寄ることが出来ました。

この村は、153ある「フランスのもっとも美しい村」の1つに認定されていて、17世紀に建てられたとってもかわいいな木組みの家々が並んでいます。
よく見ると一つ一つの家のデザインや木の組み方が違っているのに、全体的にとても美しい調和があり、まるで絵本の中に迷い込んでしまったかのような気持ちにさせてくれます。
30分も歩けばぐるっと一周できてしまうほど小さな村でしたが、おいしいケーキ屋さんやかわいい雑貨屋さんが立ち並んでいて、とってもはしゃいでしまいました。
そんなブブロンオンノージュ村を出て、またバスに乗り込みいよいよモンサンミッシェルへと出発しました。ずっと走っていると、バスからモンサンミッシェルが見えてきました。
その姿はとても幻想的できれいなものでした。



島は、修道院を取り囲むように周辺は小さな街になっていて、多くの人たちで賑わっていました。この修道院は8~19世紀の間、歴史に応じて姿をかえてきたため、さまざまな建築様式が使われています。修道院の上から眺める景色もまたとてもきれいで、道のりは長かったけれど来てよかったと心から思いました。
また、フランスは食べ物がとてもおいしかったです。
美味しいものを食べることが大好きな私は、旅行中は本当にずっと食べていたような気すらします。
パンは言うまでも無くおいしかったですが、サンルイ島にあるベルティヨンというアイスクリーム屋さんをご存知でしょうか?こちらはパリジェンヌにもとっても人気のお店なんだそうです。ここのキャラメル味のアイスクリームが、今までに食べたことのないくらい美味しかったです。



他にもパリ6区にあるビストロ、Cameleonもおすすめです。
お魚やお野菜も新鮮ですし、店内がオープンキッチンになっているなどお店の雰囲気も良かったです。

今回の旅を通じて、様々な出会いや発見がありました。
異国の地を感じることで、気づくことってたくさんあるものですね。

春風と共に東京に行ってきました!!
無計画で行ったので時間がとてつもなく余った私は、「そうだ!美術館へ行こう!!」と思いたち、すぐさま本屋さんへ...tokyo art mapという本を手に取り調べた結果...火曜日だったのでほとんどの美術館はお休みという残念な結果に...。でもきっと、まだあるはず!!そう思ってよく見てみると、六本木ヒルズの53階にある森美術館で『万華鏡の視覚』という展示会をしていました。
万華鏡の視覚』というテーマ通り、光・音・言語を使った作品が多く、まるで別世界に来たようでした。
特にカールステン・フラーの≪Y≫という作品は、いくつもの電球が半円を描きながら連なり、くるくると回っているように点灯していてその中を実際にくぐれると言うものでした。正面に鏡があり、鏡の中を見ると自分が何人にも見えたりしました。

見る人がいて、作品を体験して作品の中に入ることでアートが完成されるという粋な計らいで、完全に私は日常の生活を忘れることができました。
他にもジャネット・カーディフの『触ること』という作品は暗闇の中に1つだけテーブルが照らされていて、そのテーブルのいろいろな所にふれると、甘いささやく声・急ブレーキの音・電話の音・ナイフを研ぐ音・映画音楽...などさわり方によって違った音に包まれて、好奇心と恐怖心で驚きの連続でした。
他のどの作品もリアルでどこかダークな部分もあり、訪れた人たちは思い思いに何かを感じ取っていたように思いました 。
もう1つご紹介したいのは、東京オペラシティーギャラリーの『A}NTWERP FASHION 6+』です。
題名の『6』とは、『アントワープの6人』-ディルク・ビッケンベルヒス、アン・ドゥムールメースター、ワルター・ヴァン・ベイレンドンク、ドリース・ヴァン・ノーテン、ディルク・ヴァン・サーヌ、マリナ・イェーに由来しています。『+』とは、彼ら6人とともに語られるマルタン・マルジェラと次世代のデザイナー達を指しています。さらに、舞台裏でアントワープ・ファッションに貢献しているクリエイタ-達を意味しています。
多くのジャーナリストやバイヤーがアントワープファッションを高く評価するのは、現実性と創造性の間のユニークなバランス感覚であり、商業的な成功も意味しています。アントワープのデザイナー達はそれぞれスタイルも発想源も違いますが、アントワープ王立美術アカデミー、ファッション科で教育を受けた経験を共有しています。

展示室には音のない空間にランウェイを思わせる場所があり、そこに堂々とスポットライトに照らされていて圧倒されました。
想像を超えたデザインたちに出会い作り手の気持ちや服への愛情や想い・可能性が伝わってきて服に対する考え方を変えさせられました。
服もメイクも髪型も、もっと自由で自分らしく楽しめれば見えている世界も広がるのかなー...と思える素敵な作品たちでした!!
きれいなものってわくわくしますね!!
皆さんも、現実から離れたドラマチックな世界を体験してみてはいかがですか?
石川県金沢市の中心に位置するこの美術館は、金沢という街に溶け込んだ誰もが気軽に立ち寄れるところです。正面玄関が無く四方からの入り口で出入りができ、円形総ガラス張りで開放感のあるつくりになっているので、本当に気軽に入ることができる公園のような感覚の美術館です。
私がここを訪れるのは今回で2回目なのですが、何度行っても楽しめるとても大好きな美術館です。以前訪れた時は、青々とした芝生に囲まれていたのですが、この日の金沢は非常に寒く雪が積もっていました。雪で覆われた真っ白な外観もまた素敵でした。


無料で鑑賞できる展示もいくつかあり、その中で水に濡れない不思議なプールがあるのですが、プールの中から上を眺めると風に揺られた水面がきらきらしていてとてもきれいでした。
今回のお目当ては、大森伃佑子さんとマエダサチコさんによる「不自由な夢」という展示でした。マエダサチコさんはVida=Felizで活動しているキャンドル作家さんで、mono.hairでもキャンドルを展示して頂いたり、何年か前にはお店で個展をしてもらったりした、かわいいキャンドルを作る作家さんです。
そのキャンドルを大森さんがスタイリングした空間を見る事がとても楽しみで、ドキドキしながら1歩展示している会場に入ると、そこにはレースにリボン、キャンドル、人形、ドレスなど女の子が大好きなかわいいモノであふれていました。



「かわいい!!」という第一声とともに圧倒された私は立ち止って会場全体を眺めていました。
一つ一つの作品をじっくり見ているととても繊細で溶けだしたキャンドルが女の子の涙のように見えたり、今にも崩れて無くなってしまいそうな弱さにも見えて、色々な表情を楽しむことが出来ました。




古い町並みと現代アートが調和され、金沢という街に溶け込んだ金沢21世紀美術館。
また、気になる作家さんの展示を見に、公園に散歩しに行くかのように気軽に足を運んでみたいと思います。
南西諸島西部の島群を表す八重山諸島。

その八重山諸島にある石垣島に行ってきました。
石垣島は、八重山諸島の政治・経済・教育・交通などの中心地で、面積は約222.6平方kmと沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島です。また同じ沖縄県でも那覇市との距離は410km以上離れており、その距離は東京-大阪間に相当するぐらい離れています。
北西部にある湾「川平湾」は国の名勝に指定される程の綺麗な湾で、光の加減や潮の満ち引きにより刻々とその色を変える海の中には、数多くの種類の造礁サンゴが群落を形成していました。その中を綺麗な魚が泳ぎ、白い砂の海底を彩るように泳ぐ光景は一つの絵のようにも見えました。
その海を眺めながらおじさんが、「この白い砂も昔はサンゴだったんだよ。」と教えてくれている時、このおじさんはこの海のことを本当に大切に想っているんだと感じました。
石垣島ではサトウキビ畑の農薬交じりの赤土が海に流れ出し、サンゴに危害を与えているそうです。しかしサトウキビ畑もまた大切な資源なのでその両方を守っていくために、島全体で色々な取り組みをしているそうです。島民みんなが島の大切な宝物を理解して、守っていくために考えて行動している姿はすごく素敵に感じました。



また、その川平湾に向かう途中の道も自然に囲まれた心地よい道で、その途中に無人の雑貨屋やパイナップル畑、カラフルで楽しそうなシーサーの工房など、のどかでゆっくりとした時間が流れる場所でした。その道を走る現地の人たちは車もゆっくりで、都会に住んでいる僕は後ろで「前の車どこか停まるところを探しているのかな・・・?」っとずっと思っていたぐらい・・・ゆっくりでした。
石垣島にいる石垣牛はブランド牛としても有名で、牧場が点在していました。でも牧場というより野生の牛?っと思うくらい自然な形で放牧されているため、焼肉屋に行って出てきたときは微妙な気持ちになりました。市街地には馬がつながれており、タクシーのおじさんが「あれ友達が飼っている馬のピーちゃん。」と説明してくれる会話にも微妙な違和感を感じました。。

夕方からは海から川に向かって進んでいくナイトカヌーをしたのですが、その夕陽の綺麗さには感動的でした。また海・川は本当に静かで、マングローブの林の中を、満点の星空に囲まれてカヌーでゆっくり進む時間は、初めて体験した空間で、僕にとって至福の時間でした。



長い年月の間みんなで大切に守ってきたモノを、今もなお大切に育てて守っている石垣島の自然は本当に魅力的な場所でした。


空港からタクシーに乗った時、運転手のおじさんに「お兄さんたち八重山病にかからないようにね!」という忠告を受けました。でもその時は「そんな病気に普通はかからんやろ・・・。」と思って聞き流していました。そして迎えた最後の日、ホテルのテラスで真っ青の海と空を見ながら「このままここでぼーっと眺めてたいな。。」と名残惜しく大阪に帰ってきてすぐに「来年の社員旅行は石垣島に行こうな。」と皆に言っている僕は、間違いなく八重山病にかかっていたのだと今更ですが気が付きました。
海、空、山、川、そして人、モノ。すべてが温かく、ゆっくりとした気持ちにしてくれるところでした。
全身で感じる心地よい時間を、また過ごしに行きたいと思います。

中崎町にあるケーキショップ、
fait en bonbons
ある日、mono.hairのお客様に「今私がいちばんハマってるお菓子なんです!」と頂いたのがここのカヌレでした。
一口サイズで小さめのカヌレは、外はカリッとして、中はモチモチの食感。次の日には中がしっとりしてくるので、また違う食感が味わえます。このカヌレが本当に美味しくてお客様がハマってるのも頷けるモノで、もっとたくさん食べたいと思いお店に行ってきました。



女性2人が作るこのfait en bonbonsは、マンションの一室という小さなお店です。
何も知らなければそのままマンションを通り過ぎてしまいそうですが、一歩入ると甘い香りに誘われるかのように店内に引き込まれます。
フランス語で、「お菓子を作る」という意味をもつこのお店は、その名の通り可愛くデコレーションされたケーキなどがあり、遊び心あるケーキを見ていると、きっと作っている2人も楽しみながら作っているのだろなぁという想いが伝わり、とても楽しい気分にさせてくれました。
小さいながらのその空間もお二人のこだわりのようなモノも感じさせられ、手作りの可愛いメニュー表やディスプレイされたケーキたちもとても素敵でした。



お目当てのカヌレをたくさん買って帰ろうとしたところ、残念ながらこの日カヌレはご予約分しか無いとのこと。。
すごく美味しかったので、売り切れるのも仕方がないと納得して、違う3種類のケーキを買って帰りました。その他のケーキも甘すぎず、しっとりとした食感がクセになりそうで、いくらでも食べれる気がし、美味しくてとても満足でした。

お店のひっそりとした感じと、どこか手作り感があるモノ。そして可愛くて美味しいケーキたち。
また大切なモノと場所になったそんな気がします。
またいつか僕もちょっとした時に友人や大切な人に、「今いちばんハマっているお菓子なんです!」とfait en bonbonsのケーキをプレゼントしたいなと思います。

岡山県にある倉敷はもともと「蔵屋敷」から名をとったとされ、美観地区と称される地域一帯は、江戸時代に栄えた姿を留めた古きよき街並みです。
大阪からは約1時間。でもそこは全くの別空間でした。
まず向かった宿は、「全てに置いて東町の心ゆきを感じて頂けるでしょう」という言葉にも頷ける、明治時代からある建物は倉敷の町に溶け込んでおり、泊まらせてもらった部屋からは庭園が広がっていて、とても贅沢に過ごせました。
宿を出る時にとてもいい時間を過ごさせてもらったことをお礼を言うと「ぜひまたいってお帰りなさいませ」と見送って頂きました。



美観地区はとてもアートな町でした。日本初の西洋美術館である大原美術館は巨匠とされる芸術家達の作品がたくさん展示され、何より私は、大原美術館の迫力ある門構えに圧倒されました。他にも5分もあれば全体を見て回れるその地域には、昔の姿を残したままの建物が当たり前の様に並んで、そうでないことに少し疑問を感じたくらいです。


帰りには一番のお目当てだった岡山の駅近くにある禁酒会館に立ち寄りました。この建物は名前の通り酒害を防ごうと大正時代、運動を起こした人たちによって建てられた『大正ロマンの香り高き』建物です。
外観からでもオーラを感じさせる存在感で、門を潜るとすぐ階段があるのですが、建物に明かりはなく、一階の聖書を専門に扱う本屋さんも夕方前にはすっかり閉まった喫茶店もてつだって、二階に上がるのをためらったほどでした。ギャラリーの看板など見当たるのですが、やっぱり明かりはなく中庭の光をつたってみると、黒電話やグリーンの革ではられた小さいベンチが並んだ薄暗い廊下は続き、さらに上に上がる階段も見あたって、昔のお屋敷や、今は使われなくなった分校に忍び込んだような印象を受けました。
何か悪いことをしてる気になり、管理人に叱られそうな気がしたので、『集会場』と札のあるガラスのドアを音立てずにそーっと開けると、西日がガラスごしに部屋を照らしていて、入った時の印象が圧倒的で「この瞬間を見せるためにずっと薄暗く電気もついてなかったのかな、と思ったくらいです。
古時計やオルガン、青いベロアのイスが飾られるわけでもなく並んでいて、すべてのモノが古びてはいるんですが、手入れされていて、何十年もの間大切に年を重ねてきたんだなぁと感じました。

私にとって古く新しい世界は新鮮な気持ちにしてくれる大切な場所になりました。
動物売りの絵本で、フラミンゴ、ヤマアラシ、アルマジロ、コウモリ、ムカデの順に登場していきます。ページをめくる事に新しい動物が出てきて、「~ はいかが?」っと動物売りが言っています。 でもお客さんには「だめだよ。~ になってしまうよ。」っと返されてなかなか売れない。。そこで最後は悪さもしなくて手もかからない・・・・鳥の丸焼きを。。。
これはブルーノムナーリの作品で
「il venditore di animali 」という絵本です。ユーモアがあり、ページをめくる事に表現されているその様子は、視覚でも楽しめる作品になっています。その「il venditore di animali 」の拡大版などがエントランスにあり、入ってきた僕たちをムナーリの世界に引き込んでいくようでした。



場所は大津市瀬田にある滋賀県立近代美術館。そこで5月31日~7月6日までの間、ブルーノムナーリの生誕100年を記念した展覧会が開催されていました。
絵本やグラフィックデザイン、プロダクトデザインや彫刻など様々な場面で活躍したムナーリは、絵本を違う視点から表現することに力を注いでいた人だったそうです。挿絵は一場面を切り取って説明するだけで『言葉』によって表現されていた絵本を、あらゆる視覚表現を使って、視覚イメージの連続によって物語を構成することを試みていたそうです。




重なり合うだけで違う表情に見えて、またそれを少し動かすことによって絵の表情が動き出し命が吹き込まれたかのように感じる「guardiamoci negli occhi」や、イタリアでは古くから日常的に使われている手による会話を、フォークに代わりに語らせる事により、フォークというモノに命を吹き込んでいるように感じる「Le Forchette di Munari」。
ムナーリの作品に触れることによって、「芸術は難しいものではなく、心を豊かにしてくれるものである。」というムナーリの言葉の通り、僕達に芸術を身近に感じさせてくれて、優しい気持ちにさせてくれるモノだったように感じました。



展示している滋賀県立近代美術館も、横には日本庭園や茶室、それに広い野原などもあり心地よい場所でした。その野原の片隅で、一人の女の人がフルートを吹いていたのですが、その音色は野原全体に響き渡り、なぜか懐かしくも新しくも感じました。好きなことを好きな時に好きな場所で。その女の人は今のこの時間を本当に楽しんでいるんだろうな・・・
っと勝手に想像しながら少しの間その綺麗な光景を見ていました。
独創的で夢とユーモアの感じる作品を世に送り出したブルーノムナーリ。
また、大人も子供も関係なく夢中にさせるムナーリ・ワールドの魅力を、気持ちよくさせる環境で展示している滋賀県立近代美術館。
心地よい時間の中で芸術を身近に感じ優しい気持ちにしてくれる そんなモノのある場所でした。
現代アートと武家文化が美しく調和され、加賀百万石を誇ったかつての城下町、金沢。
街中には懐かしい佇まいが今も残り、昔ながらの家屋を活かしたショップ、ギャラリー、カフェなどがある新堅町商店街や活気あふれる近江町市場、昔ながらの佇まいのひがし茶屋街。そして金沢21世紀美術館と日本三大庭園のひとつ兼六園。他にも伝統工芸を体験できるゆのくにの森など人間の五感を刺激してくれるモノが詰まった街でした。






今回は、その金沢市の近くにある山代温泉の「べにや無何有」に宿泊しました。
”無何有”とは、荘子の好んだ言葉で、何も無いこと、無為であること。そこでは空っぽだからこそ自由に満たされた余白のような時間が静かに流れていると言われています。
べにや無何有は、山代薬師山の山庭を囲むようにして建っていて、外の風景がすっと流れ込んで来るような開放感あふれるつくりになっているので、山庭の四季折々の景色が楽しめます。僕達が行った2月は雪が積もっていたので、きれいな白の雪景色を満喫できました。チェックイン時には絞りたてのりんごジュースをだしてくれたのですが、これがまた本当に美味しく、飲みながら雪景色を楽しむことができました。



旅館の中にはたくさんのスペースがある中で、円庭というところがあり、そこには原研哉さんの作品「蹲 tsukubai 」があります。その水滴の流れるさまを眺めていると心が浄化されていくかのような気分になり、いつまでも眺めていたくなりました。温泉に来てこのような作品にも出会える旅館で何か得をした気分でした。



夕食は加賀や金沢、能登のものを中心に旬の食材を料理していて、またその料理に合った器を選んで盛り付けている徹底ぶり。一品一品がちょうど良いタイミングで出てきて、ゆっくりとその料理を味わう。普段は仕事柄なのか、ゆっくりと食事することが少ない僕達もこの日は料理の説明を聞きながらゆっくりと食事をし、普段では味わえない時間になった気がします。その頂いた料理すべて美味しかったのですが、中でも名物になっているらしい合鴨のつみれ鍋は最高に美味しかったです。



冬の露天風呂のイメージといえば、雪が少しだけ降る中で温泉に浸かり、温かいお酒を飲む・・・。部屋には露天風呂も付いているので、温泉に浸かりながらそこから見える山庭の雪景色を眺めお酒も頂きました。残念ながら雪はその時間降っていなかったのですが、外の寒さも温泉のぬくもりと美味しいお酒であたたまり、気分も良くなり大阪ではなかなか味わえない時間を過ごせ、心身ともにリラックスできた気がします。
また就寝時には、アロマを用意してくれその香りともに、ソバ、羽根などの枕も自由に選べ、眠る際も自分好みに演出してくれる。そういったサービスが本当に心地よく、器や置いているモノ、図書室の本、皆が使用できるモノなどすべてにこだわりを感じ、とても素敵な旅館でした。







揺れるこもれび、風のそよぎ、木樹の香り、空の色・・などが感じられる。自然の息づかいに耳を傾け、自然と共に呼吸し、日常を離れた静かで幸せな時間を過ごす。
べにや無何有で過ごした時間は心身ともに満たされた気がします。
そして金沢という街は、古き良き時代のモノ、新しいけどもどこか懐かしいモノを感じれる街でした。

いつも皆様はどのような表情で過ごしていますか?
楽しい時、嬉しい時、怒っている時、辛い時、そして悲しい時。
イメージでは想像できたにしても、自分では気にして見ることが無い顔の表情。
それは周りの人にはどのように映り、そしてどのように感じられているのでしょうか。




神戸の小さな古本屋でBruno Munariの「guardiamoci negli occhi」の絵本に出会いました。
あまりよく知らなかった僕は手にとって見てみると、中からは色紙に描かれたたくさんの顔のイラストが出てきて、その顔のイラストは組み合わせによって色々な表情になるものでした。
それを色々な組み合わせで遊んでいると、目の中の色や大きさが変わるだけでこんなにも表情が変わることに凄く驚きました。
たくさんの色や線で描かれているイラストは、表面の絵は変わらないのに目の奥にたくさんの色や大きさの目が見えるようになるだけで違う表情に感じられ、目の奥にはその人の本当の情報や感情が隠れている事を表現しているのかな・・・?っと一人で妄想の世界に入り込んでいました。




人の目を見て話すことが大切と言われていたり、愛情表現の一つに見つめ合うという言葉が使われていたり、目を見る事を基準にした表現方法が使われているのは、表面上は色々な表情をする人がいても、その人自身の本質は目の奥にあり、人と人が本当に繋がり合うということは、その目の奥にあるその人自身の本質を通じて繋がり合う事を意味しているのだと感じました。



色んな表情や感情、または愛情表現や美意識。人によって大きな違いのあるその気持ちも、表面にある表情の情報にとらわれずに、目の中にあるその人自信の本質を感じ取ることで、その人達は理解しあい、信頼しあう気持ちになれるのだと思います。
普段の生活では、そこまで意識したことのない目を見て話すという些細なことが、人と人が繋がるために大切な第一歩なのかもしれないし、表面の情報にとらわれずに、その奥にあるモノを感じ取ることが、相手のことを理解しあう為に大切なことなんだと改めて考えさせられたように思いました。
神戸の小さな古本屋で出会った絵本を見ながら、自分の足りない知識を振り絞り、少し難しく哲学的な思いに浸った時間を過ごしました。
この絵本を見た人がどのように感じ、どのようなことを想うのか。一つの作品で色々な人がたくさんの事を感じとり、考えて、そしてそれを他の人と意見交換して共有出来ることもアートを見るときの楽しみなんだと思います。今度は皆様の感想を教えて欲しいなと思っています。
6月ごろには滋賀県立近代美術館でブルーノ ムナーリの展覧会があるようなので、今度はどんなことを考えさせてくれるのか、今から楽しみです。
出会いは二年前。mono.hairの一周年パーティーでした。その時も美味しいドリンクやフード、心地良いライブを聴かせて頂いたりと何かあるといつもお世話になっていた・・コンテンツレーベ ルカフェ。
しかし去年の火災事故の被害により惜しまれながら閉店いたしました。
そして一年が経ち、元コンテンツの スタッフに新しく仲間を加えて立売堀にオープンした「ミリバール」。
ミリバールというのは気圧の単位で、目に見えない空気感やささいなことに気持ちを向けるという意味だそうです。ちょっとした事を表現する空間をテーマに、ここに来ることよって‘より豊かな生活を送るためのヒント‘を提供してくれる空間になっています。
一階のカフェは、ヨーロッパの食堂のような少し大人な雰囲気のお店に。料理も地中海沿岸各国の欧風料理をミリバール風に工夫されています。特にムール貝のシェリー蒸しはオススメのメニューでお酒が進みそうな一品でした。それ以外にも食べ物から季節を感じとることができる品揃え豊富なメニューになっていて、特に私の心がうたれたのは、食後にでてくるコーヒー。店長の内部さんこだわりのエスプレッソマシーン によって一つ一つ丁寧にいれられています。どこかまるく優しい味にも感じました。


また、二階のギャラリーはスペースも拡大されいろんな作家さんの個展などによってモノ作りに対する思いが伝わってきたりと、感覚的な部分でも刺激されて楽しませてくれる空間になっています。色々なテーマに合わせたストーリー性のあるものばかりで、とても魅力的でした。
そして、mono.hairのDMやフリーペーパーなどでお世話になっている三階の”アートニクス”。私たちの想いや伝えたいことにいつも共感して頂き、さらにその意見にプラスして新しい表現の仕方などのアドバイスをしてくれるので、一緒にモノづくりをして頂ける心強い仲間のいる場所です。




ミリバールは私にとって心と体をより豊かにしてくれる場所です。
これからもパワーアップしたミリバールで、たくさんの人達と出会い、そこにあるモノを共に感じ合えることによって、今よりさらに素敵なライフスタイルを過ごすことが出来ると私は思いました。
靭本町にある異国情緒溢れるバール、 ”BALTHAZAR”
2年前の夏の終わりにオープンしたバルタザールは、昼はサンドイッチにカフェ、夜はワインと有機野菜をふんだんに使ったフードを楽しめる、素敵な気持ちの良い場所です。
オーナーの三原氏が好きなイタリアとフランスの国境の町”マントン”。その町のバールをイメージして作られたお店は、自分達でつけたタイルや温かみのあるライト、そして無造作に置かれている美味しそうな野菜が、茶色の木で出来た落ち着いた雰囲気の空間を柔らかく彩っています。
その可愛く陳列されている野菜達も、三原氏の実家がある島根県や京田辺の自家農園で採れた無農薬の野菜達で、形や種類はいろいろですが、彩りも綺麗で食べると野菜本来の旨みと甘味を感じるモノばかりでした。僕はその季節の野菜を使った温野菜と写真にも写っている前菜盛り合わせがお気に入りです。



バタバタと忙しく働いた後にバルタザールに行くと、大きく開いた窓から流れてくる夜の気持ちの良い風を感じながら、美味しいワインとオーナーのこだわりの感じる美味しいごはんを食べて、ゆっくりと気持ちの良い時間を過ごしていると、まるでどこか遠くに来ているような感じに思う時があります。その時間も、気さくで愛嬌のある三原兄とクールで男前な三原弟との楽しく優しい会話が、よりいっそう素敵な時間にしてくれるように感じます。



時々、実家のお父さんが採った魚などの旬のものが入った時は、「鯛祭りです!」っとHPに告知して、旬の料理を出してくれたり、個々の関係を大切にしてくれるお二人なので、2回目には常連のように喋りかけてくれたり、気持ちの良いサービスを受けれるのも楽しみの一つのように感じます。
僕にとって人の温かさと季節を感じれる美味しいモノを食べれる隠れ家的な存在の場所、 BALTHAZAR。
これからも仕事帰りに一人でふらっと訪れて、三原兄弟と楽しい時間を過ごしたいと思う場所です。

mono.lifeの始まりのきっかけをもらった月乃音。
茶文化の残る国の風習や暮らしの中から、毎月旅をするようにお茶を楽しみたいという想いからスタートした月乃音。
先日、JR野田駅の近くに引越しをした月乃音に、スタッフ3人でお邪魔して来ました。
スタッフの一人が、「オシャレなおばあちゃんの家みたい。」とささやいたその空間は、古い一軒家を旦那様と一緒に改装してつくった素敵な空間でした。
その昔ながらの家の中は、渡辺さんと旦那様の好きなモノとこだわりを強く感じる素敵な空間で、木の門を開けて一歩家の敷地に足を踏み入れると、お二人の素敵で心地よい世界観に引き込まれ、気がつくと時間が過ぎているような気分になりました。
渡辺さんに「なぜ北堀江から野田に引っ越したのですか?」っと聞くと,
「騒がしい空気がストレスだったの。今は凄く静かで気に入っています。」
その言葉のとおり、静かなその空間は、シトシトと降る雨の音しか聞こえず、またその突然の雨も渡辺さんが、「雨の湿気でお茶の香りが充満して好き。」っと言うように、気持ちのよい空気が流れていました。空間や流れる空気、そして素敵なモノや美味しいお茶、この月乃音で味わえる時間の全てが渡辺さんの好きなモノでありこだわりなのだと改めて感じたように思います。そしてその時間をじっくりと味わえるように時計は気にせずにという渡辺さんの想いから時計は置かれていませんでした。



この日は、4種類の葡萄と生姜を絞ってつくられた葡萄蜜汁から始まり、中秋節のお話を聞きながら菊の花びらの浮いた中国の緑茶を味わい、最後は高山で取れる台湾の青茶を頂きました。お茶についての歴史や文化の話は、渡辺さんの心地よい優しい声を伝って自分達の中に入ってきた様に感じ、少しは自分も中国茶に触れることができたように感じました。


中国で中秋節にいただくお菓子の月餅、そして台湾人の方が作った手作りの肉まんも頂きました。どれも本当に美味しく、帰り際には「飲んだお茶が欲しいのですが。。」っと言い出し、家では一度も入れたことのない中国茶を購入する始末でした。。。。
今月は月をテーマに一筆書くという催しもしていたので、とりあえず3人で書いてきました。しかし来月から展示されるという3人の一筆は・・・。「展示されたら営業妨害なので止めてください!」っと渡辺さんに言うようなモノしか出来ませんでした。
新しい装いでスタートした
月乃音。
あの古い木の門の中に広がる素敵な空間の中で、そこに流れるゆっくりとした心地よい時間を楽しみながら、美味しいお茶を頂き、渡辺さんの優しい声で歴史や文化の話を聞かせてもらう。そんな素敵な場所でした。
今回は空間の写真はなるべく少なくしています。
中庭に植えてある1本の梅の木、置いている茶器や照明など、門を開けたときに感じるあの感動を皆様も是非感じてみてくださいね!


キャンドルアーティスト Vida=Feliz
今までキャンドルのイメージといえば、長く白いろうそく・・・そんなイメージしか無かったのが、Vida=Felizの作るキャンドルに出会い、そのイメージは変わった気がします。
たくさんの香りがあり、美味しそうなケーキやチョコレート、綺麗なお花、可愛い動物などをキャンドルでカタチにし、火を灯さずにインテリアとして置いていたいと思うほど素敵なキャンドル。
そんなVida=Felizのキャンドル作りを体験できる教室に行ってきました。
靭公園近くのアトリエに入ると様々なキャンドルが飾られているので、目を奪われてしまい、本当に自分でもつくれるのかな・・と不安にもなるのですが、リエさんがひとつひとつ丁寧に教えてくれます。
小さなブロックを地道に積み重るモノや、泡立てて料理をしているようなキャンドルなど。そして、色や香りは自分好みにチョイスして、自分だけののオリジナルキャンドルを作る。
作っている間は皆無言になるくらい集中し、幼少の頃に何かを夢中になって作った時を思い出し、懐かしさも感じる、そんな時間を過ごせました。



日々の暮らしの中にキャンドルに優しい火を灯す。
それが、Vida=Felizのキャンドルだったり、自分で作ったキャンドルであれば、素敵な時間を過ごせる気がします。
一日でも多く、そんな日を過ごしてみたいモノです。

昔から変わらない歴史と文化、そして自然。それらの昔から大切に残されてきたモノ達と、今の文化が素敵に融合して、これからの歴史となる新しいモノを感じれる街、鎌倉。
古いモノと新しいモノがうまく混ざったその町は、僕にとって癒しでもあり刺激的な町でした。
先祖のお墓参りが目的で行った鎌倉は、東京から約1時間で着く、山と海に囲まれた小さな町でした。
その山側には昔から歴史のある多くのお寺などが点在しており、そこから海に向かって駅や商店街が伸びていました。まず初めにお墓参りに行ったときに感じたことは、その雄大な霊園の大きさにびっくりしました。バス停2個分の間が霊園という大きさで、久々のお参りに来た僕には迷子になるくらい大きな墓地でした。しかしその大きな墓地も綺麗に整備されており、眺めの良い墓地で先祖にお祈りをしていると、何か不思議な力で心が洗われる想いに感じました。
次にお寺を探索したのですが、竹の庭が綺麗な報国寺、年中お花の綺麗な瑞泉寺、そして鶴岡八幡宮。京都の綺麗に整備されたお寺も好きで良く行く僕ですが、また違った昔からの時代を感じれる鎌倉のお寺は、僕にとって神聖な場所のように感じました。
地元の人に大切に守られ、またその人達を守ってきたそのお寺は、古くて小さいのが多いのですが、何か不思議な力の感じれる場所ばかりでした。



今度は商店街や街中に足を伸ばすと、昔からの町家や、長屋に中庭のある古い建物に、可愛い雑貨屋のお店や飲食店、そして古びた喫茶店などが点在していました。
印象に残ったのは喫茶店の多さと、その喫茶店に来ている人の多さにびっくりしました。大阪ではカフェやレストランの影に隠れているような印象の喫茶店ですが、鎌倉では逆で喫茶店がみんなのコミュニティーの場所として活用されていました。
そこには無愛想に座っているおじさんが居たり、若いアルバイトの人が居たり、年配のおばさんが働いていたりと、いろんなタイプの方が働いており、お客さんとの楽しくも静かな落ち着いた時間を、共に楽しんでいるように見えました。それにしても、イワタ喫茶店のホットケーキは本当に美味しかったです。



海沿いと街中の家の間をくぐるように走る江ノ電は、風景は綺麗で家との距離感もかなり近く、普段では考えられない家と電車の距離にびっくりしました。「・・・ここに住んでいる人は気にならないのだろうか?」と考えてしまう僕は、都会の常識に囚われているのだな。。。と、一人で考えながら見ていました。
電車自体は昔からの江ノ電のイメージとは違ったのですが、そこから見える風景は変わらないモノと思えました。



その日は鎌倉から少し足をのばして、静岡県の伊東の方にある「ホテル海」に泊まったのですが、そのホテルはどの場所からもパノラマの海が見えるのが特徴のホテルでした。
1階にあるギャラリーには伊東の地域で活躍している作家さんの作品が展示していたり、海の日などの記念の時には、ライブイベントなどを企画していたりと、楽しめる要素もたくさん詰まったホテルでした。部屋の窓には一面海の世界が広がっており、部屋に置かれている双眼鏡を覗くとイルカ等が見えるようです。僕は残念ながらイルカは見つけることができなかったのですが、海の音を聞きながら何も考えずに無心で海を見ている時間は、僕にとって贅沢でもあり安らげる時間でした。

昔ながらの歴史と文化、そしていろんな人達が表現する場所として栄えている鎌倉。
次は観光客の少ない時期にゆっくりと鎌倉に流れる時間を感じに行きたいと思う、そんな場所でした。
やっぱりすき・・
ほっこり甘いスイーツに
手作りの優しい小物。
私が心待ちにしていた「手作り市」が地恩寺でおこなわれました。
朝から天気もよく暖かな日で、境内のいたるところに出ているお店は、たくさんの人出で賑わっていました。
手作り市は、別名「アーティストのフリーマーケット」
若手作家さんの作品のお披露目される場所でもあるのです。
一つ一つペインティングされている食器や、優しいリネン素材でできた洋服、木でできた時計やビーズでできたアクセサリーなど・・。全ての作品が本格的に、しかも丁寧に作られれているものばかりで、作り手の熱い想いを聞きながら買い物ができるその環境は、私の中にその作り手の想いが伝わり、自然と大事に使いたいと思わしてくれるモノばかり。


また、なんと言っても私の目に入ってくるのは甘いものたち・・・。見るからにおいしそうな天然酵母のパンや色とりどりに並べてあるジャム、ちっちゃなマカロンに野菜のケーキ。ここはほんとうにお寺?と思うくらいたくさんのスイーツが並んでいて、まるでお菓子の森にいるようなゆっくりした時間が流れている気分にさせてくれました。

月に一度しかない手作り市。
街のオシャレなカフェもいいけれど、たまにはこうして手作りのものを肌で感じて、また大好きな甘いものを片手にお寺でほっこりとしてみる・・・。
皆様もそんな一日を過ごしてみてはいかがですか?

奈良県法蓮町にあるくるみの木。
僕は時々、朝起きて気持ちの良い天気の時は、いつもと違う場所で、ゆっくりと自由な時間を過ごしたくなる時があります。くるみの木はそんな僕の気まぐれな感情をすべて満たしてくれるそんな場所でした。
大阪の中央区から約1時間くらい奈良に向かって走ったところに、くるみの木はあります。その場所は決して交通の便がいいわけでもなく、街中に位置している訳でもなく、人通りが多いわけでもなく・・・・・でもそこにはランチを食べるために、昼過ぎにもかかわらず多くの人達がおいしそうな匂いを感じながら待っていました。
その待ち時間も、横にある和雑貨(cage)や ノワ・ラスールのシンプルで素朴で、可愛いモノたちを見ながら、心温まる時間をすごせたように思います。そこにはナチュラルだけどカッコいい和食器や雑貨、自然で刺激のない、やさしい香りのするソープや化粧水、そして奈良という場所で作られた季節の食物など、くるみの木のスタッフの好みとこだわりを感じれるモノが可愛くディスプレーされ、素敵な言葉で紹介されて置かれていました。B級グルメ的な生活をしている僕でも思わず、あれも・・・これも・・・っと買ってしまうくらい魅力のあるモノに囲まれた時間は、長い間見ていたにもかかわらず時間を感じない、本当に僕にとって自由な時間を過ごしたように思います。



そうしているうちに席も空き、やっとランチにたどり着き、気まぐれな僕は予約もしていなかったので、残念ながら日替わりのランチプレートにはありつけませんでした。しかし、ほかのランチセットもすごく美味しくて感動しました。季節の感じれる素材で創られたランチは本当に満足できるモノで、2時過ぎまで続く席待ちの行列も納得できるものでした。




素朴でシンプルな可愛くて暖かいモノのある場所、
くるみの木。
気がつくと時間が過ぎている・・・
そんな自分にとって自由な時間を求めて、気持ちの良い天気の日には気まぐれな気分を満たしに、また行きたいと思う場所でした。
京都市左京区鹿々谷にあるカフェ、GOSPEL(旧名:OTENBA KIKI)。
何年も前に、僕が人に聞いてこの場所に行った時はまだ”OTENBA KIKI ”と言う名前でした。そこは僕の中での大切な場所のひとつです。
その当時から、建物は木造の洋風建築の英国風洋館で、大きな家の角には六角形の塔がついており、白い壁は蔓や葉が覆い、窓からは白いレースのカーテンが風に吹かれてゆれている・・・哲学の道の近くにある閑静な住宅街の中で、その建物は一際存在感のある建物でした。
調べたところ、個人邸宅として1982年に建てられたそうです。
その家の白い扉を開けて、木の階段を上ると高い天井の広々とした空間が広がっていました。その広々とした空間には、たくさんある窓から差し込む光が、木で作られたアンティークな素敵な家具を優しく照らし、流れるジャズの音が心地よく入ってくる風に乗って、より一層その空間を優しく包んでいるように感じました。棚には、約何千枚はあるだろうと思われるレコードがしまわれ、またテーブルには無造作に鈴やライトなどが置かれており、その一つ一つを見ているとこの店のオーナーの、好みとこだわりがひしひしと伝わってきました。



僕が行った時に来ていた客様は、ご年配のマダム風の方が多く、丸テーブルの真ん中に果物を置いて、クレパスで絵を描いている人たちや、ただただゆっくりコーヒーを味わっている方。お子様連れで来ているご夫婦や僕達のように友達と来ている人達。その広い空間にあるテーブルには、それぞれの時間と空気が流れ、又どれも優しく居心地の良い雰囲気で、何時間でも窓から入ってくる気持ちの良い光と風を感じながら本でも読んでいたいと思うような場所でした。



その”OTENBA KIKI”も息子さんの代になり、名前も”GOSPEL”と改名したと聞き、少し寂しい気持ちになりました。それは、僕にとってあまりに心地良すぎた記憶の中の空間が、無くなってしまったように感じたからだと思います。しかし最近になってどうしても確かめたく行ってみると、そこには何年も前に感じた心地よい空間が広がっていました。あの時と家具や配置は違うし、マダムのオーナーの姿も居なくなっていたのですが、あの時感じた優しく、居心地の良い時間と空気を感じれました。
これからもふらりと立ち寄るであろうこの場所が、いつまでも変わらずにいて欲しいと僕は願っています。
あの時も今も変わらず
僕にとって大切なモノ”GOSPEL”。
また次も、あの時のしっとりとした美味しいスコーンを食べながら、心地よい時間を過ごしたいと思います。
所在地 京都市左京区鹿々谷
鹿々谷通をバス停銀閣寺前から南へ100m程
和歌山県の山中にある熊野本宮。
古代から中世にかけて本宮、新宮、那智の熊野三山は、上皇・貴族から庶民に至るまで、多くの人々が参詣する地域でした。昔は人影の少ない長い険しい山道を越えながら、寒い日でも水垢離(みずごり)をして心身を浄め、ひたすら熊野の神々や仏の救いを念じながら熊野三山へと歩いていく、祈りの道だったそうです。今では、世界遺産に登録された事もあり、綺麗な大自然の景観の中を、整備された道と多くの観光客が歩いており、綺麗な自然に感動する気持ちと、心地良く澄んだ空気に癒やされる気持ちになる反面、観光地になったことで少しの違和感と残念な気持ちが入り混じったのが僕の熊野に対する第一印象でした。
熊野といえば、本宮大社や川湯などが有名な場所で、山に囲まれたこの地域に昔から多くの人が足を運びました。


お正月には本宮大社には何万人もの人達が、今年の夢や目標、願いを込めてお参りに来るそうです。本宮大社は、山間にある長い階段を上ると見えてきて、そんなに大きくない建物ですが、見たときの存在感は圧倒されるものを感じました。昔ながらの建物が3棟ほど立ち並び、その一つ一つに心を込めてお参りをする。。そんな些細な行動ですが、昨年の想いから心が一新され、また今年も頑張ろうという気持ちになりました。

本宮大社の横には熊野古道が続いており少し歩いてみると、周りは木々ばかりで、広い山の中を彷徨っているような気持ちになり、今まで悩み考えていた事が凄く小さく思えるように感じました。それは本宮大社で祈った事を自分なりに考え、具体化するための時間を、山がくれているように感じる道でした。



その後は、熊野川の支流、大塔川の河原を掘ると湧き上がるという不思議な温泉、川湯に行きました。冬季は仙人風呂という大きな露天風呂が作られて、老若男女関係なく多くの人達が、山間の澄んだ空気を吸いながら気持ち良さそうに温泉に入って癒やされていました。僕達は水着を忘れ入ることが出来なかったのですが、仙人風呂で足湯をしながら、横で温泉と川の境目で遊んでいる子供達を見ていると、日頃の喧騒を忘れ、心も身体も癒やされたように思います。

神秘的で癒やしを感じ、それでいて本当の自分に向き合える場所と時間をくれるところ・・・熊野本宮。
開発が進み、利便性が良くなった事に対する喜びと、それによっての違和感と残念な気持ち。。こんな矛盾した二つの気持ちを抱きつつも、五感では確認できない神様の存在を感じることが出来ました。そして、未来に向けて目標と願いを祈りながら歩くこの道を、次の世代の人達にも伝えていきたいと思う。そんな神秘的なモノを感じれる場所でした。
Christmas
毎年のように年末のこの忙しい時期に、街中が彩られ、寒い中を行きかう人達の心を温かく包み込んでくれる雰囲気のある時期のように感じます。
クリスマスツリーは、モミの木の純粋な緑が一年中を通して色を変えないで、真っ直ぐ空に向かって伸びていく事から、人の永遠の望みを表しているそうです。また、人が天に帰れるという想いの象徴でもあると言われています。
そのツリーに、人の為に流されたキリストの聖なる血を忘れないように、深遠で情熱的で鮮やかな、神からの賜物の象徴の赤い飾りを付け、上には燃える望みを示す星を飾り、鈴の音で、人も神の群れに帰れるようにという意味のある鈴をつける。クリスマスツリーには、そのような意味があり、また、永遠の望みを表すモミの木に思い思いの飾り付けをする事で、みんなが健康でいられる事への感謝も表しているようです。
今の時期よく見るクリスマスツリーに、そんなに意味があったことは知らずに、綺麗で鮮やかに輝くツリーを何気なくただ見ているだけで心が温まり、少し楽しくなったように感じるのは、昔からのクリスマスツリーに対するそのような想いが、あの輝きの中に詰まっているからなのかもしれませんね。



また子供達にプレゼントを届けるサンタクロースは、ヨーロッパの聖人が貧しい家族に煙突から金貨を投げ入れたことが起源とされいるそうです。
小さい頃、朝起きると枕元におもちゃやお菓子が置かれていて、本当にサンタクロースがいるように想っていた記憶は、・・・・・今となっては無いのですが、両親の愛情表現で、また人に対するやさしさを教えてくれていたのかもしれません。現在のプレゼント交換やデコレーションも、大切な家族や友人、恋人との出会いや絆に感謝して、一緒に楽しい時間を過ごし、純粋にその愛を伝え、共に感じたいという願いも込められているのだと思います。
人と人の絆を深めて、ともに心地よい時間を一緒に過ごせるクリスマス。
今年のChristmasは、皆様のもとにどんな素敵なモノが届くのか、今から楽しみですね!
風景、海、そして人。忘れられない出会いのある小さな島、久米島。
沖縄本島から飛行機で三十分位いけば、海の上に浮かぶ久米島があります。
ダイバーの聖地でもある久米島は、海底のサンゴやいろんな色の魚たちが、透明な海を彩っていました。
島の人達はみんなビーサン、通称「島サンダル」を履いて、町でも海でもペタペタと歩いていました。自分が住んでいる街とは異なる風景に、懐かしくもあり心地よい空気が流れていて、まるで故郷に帰ってきたような気持ちにさせてくれました。



また島から少し離れたところに位置する”はての浜”では、現地の人達にいろいろ教わりながら人生で初めてのシュノーケリングにも挑戦したり、カヤックに乗って無人島を目指したりと、一日という短時間の中でしっかりと島の自然を感じ楽しみながらゆったりと過ごせました。また何よりの島の魅力はいろいろと案内してくれた島の人達でした。何から何まで教えてくれて、一日いるだけでご近所さんのように親しくなれる、そんなあたたかい人達に出会うことが出来る場所でした。
本当に美しい島、久米島。私にとって念願の離島初上陸は、風景、海、そして人。忘れられないモノばかりでした。




日本の近くに位置して、今では経済大国として世界中の注目を集める存在にもなった中国。2年後には北京オリンピックも開催される為、いま急ピッチで大掛かりな開発が行われている。その開発の中でも、様々な歴史と伝統を感じる建造物や人の文化や習慣の残るモノがたくさんあったように思います。
世界最大の城壁、万里の長城。衛星写真でもはっきりと見えるその城壁は、秦の時代に各国で作られていた城壁をつなぎ合わせて作られ、漢、明時代に堅固な城壁になったと言われています。総延長約6000キロの長さがあり、北京近郊の八達嶺は石やレンガで作られた重厚なもので、敵監視台や狼煙台などが均等に分布していて芸術性も高い。その城壁を歩くのもまた大変で、まるで登山をしているような角度のある坂や階段が波打つように永遠と長く続いている。



次は、世界で現存している最大規模の宮殿建築群で、また24人の皇帝がここで中国をほぼ600年支配した故宮博物館と我われの祖先の「天人合致」の哲学理念を完璧に表現した、今では世界最大の天を祭った建築群、天壇公園。



故宮博物館はとにかく広い。中国では「9」という数字が一番縁起の良いものとして考えられている為、故宮の部屋数は999部屋。。。とにかく広い。入り口の門をくぐり出口まで、ゆっくり見てまわって約3時間半位かかるその広さには驚きでした。屋根は皇帝の色として捉えられている黄色を使い、中にはその時代に造られた色とりどりの華やかな装飾品が展示されている。中でもラストエンペラーの愛新覚羅溥儀の時代の部屋などには西欧文化と入り混じった装飾品などがあり、時代の流れを感じれて面白い。



天壇公園は皇帝が空の神様(天の神)にお祈りを祈る場所として造られた。天壇公園は空の神を表すと言われる青の屋根で出来ていて、建物も、4本の四季を表す柱や、12本の12ヶ月を表す柱で出来ている。今では、その公園内で多くの人が、将棋や書道、太極拳や踊り、笛や歌などの娯楽文化を楽しんでいる。中国の定年は男の人で60歳だそうで、その後は家にはあまり居ないという。多くの人がこのように外で多くの人とコミュニケーションをとりながら遊んでいる。このような風景は夜の市街地でも見つけました。



北京では、オリンピックや経済成長のなか、都市化が進み、高層ビルや商業地、また古代の建造物の観光地化がかなり整備されていっているように感じた。
しかしその中でも、人々はコミュニケーションを求めて公園に集まり、高層ビルの中にある広場に集まり、昔ながらの娯楽文化をみんなで一緒に楽しむ。そんな人のぬくもりを感じるモノがたくさんありました。



自然と芸術、スポーツを備えた、岐阜県の養老公園。その一角に、現代美術作家の荒川修作と詩人マドリン・ギンズのプロジェクトを実現したテーマパーク、養老天命反転地があります。
ここは、視覚的な錯覚を体全部を使い感じる事で、肉体を再認知させる為の場であります。
入るとまず、いちばん高い所から見る景色が、その敷地内を一望できるので、それがまた気持ちが良く、爽快な気分になれます。しかし、そこから一歩立ち入ると、デコボコで不規則に傾斜のついた回遊路をバランスをとりながら歩き、迷路のような壁に囲まれた室内を手探りで歩くことになります。たくさんの傾斜や錯覚からか、自分の五感だけが頼りなっていくので、一歩ずつ慎重に歩いていく。そして、いま自分がどこにいるのかを確認する。



遠近感覚も少しずつなくなっていく気もするけども、バランスを保とうとする・・・・・。
そんな事を繰り返し歩いていると、場所によって見える景色も様々で、四季折々の植物も堪能できる。
まさに自分の体を全部使って感じる事で、人間のチカラを再認知させられるモノがたくさんあり、また大切な場所が増えた気がします。



北久宝寺にあるカフェ
”Contents Label CAFE"
10年前にオープンしてから、色々な情報発信の場所としての活動の他、色々なアーティストの方や作家さんなどとコラボレートしながら、人とアートの結びつく場所としてみんなに愛されていました。
美味しいご飯とドリンク、そしてやさしく微笑んで迎えてくれるスタッフの皆さんとお客さん、それを包み込む素敵なお店と心地良い音楽。
僕達にとってもかけがえのないお店でもあり、色々な方に愛されていた場所でした。
しかし、7月11日に火災の被害にあい、Contents Label CAFEはみんなに惜しまれながら閉店することになりました。
mono.hairのオープンのきっかけをくれたのも、1周年パーティーの時も、プライベートでは2次会やスタッフの誕生日会など常にいつも助けられ、また色々な刺激と安らぎを与え続けてくれていたように思います。



20代の初めの頃、僕がコンテンツで働いていた時から同じ歳の代表の奥山氏を初め、スタッフの方やお客様方に色々な事を教わり、経験させて頂き、成長出来ました。
また、色々な人達と出会い、仲良くなるきっかけを与えてくれた場所でもありました。
場所はなくなっても、今までのコンテンツがしてきた素敵な活動は、みんなの心の中に残り続けると思います。
またこれからも、奥山氏を初めスタッフの皆さんが、色々な場面で活躍し続けるのを期待しながら、また一緒にどこかで同じ時間を共有できる関係にいたいと思います。
食、文化、アート、人・・・・・そして心。
色々なモノが詰まった素敵な空間
”Contents Label CAFE"
僕達もいつかあのように素敵で楽しい空間を作れるように、頑張っていきたいと思います。
10年間本当にお疲れ様でした。。。
そして、ありがとうございました。
ドイツ語で『花』を意味するブルーメ。
滋賀県日野町にあるブルーメの丘は、その名のとおり花畑や、ドイツの田舎町、農業などをテーマに作られた農業公園です。季節ごとに様々な花が咲き、たくさんの動物達ともふれあえる広場や、体を使って遊べる施設などもあり、ほのぼのとしたひと時を過ごせるテーマパークだと思います。
その中に少し違った空間を作り出している、安藤忠雄建築の織田廣喜ミュージアムがあります。
館内は織田廣喜さんが電気の無い自然光の中で作品を描いていたのを尊重して、安藤忠雄さんは自然光だけで人工照明は一切使わない美術館を作りました。小さな池のほとりにあり、日の高さによって絵の印象も異なって見える「日没閉館」の美術館にしたそうです。

赤い帽子をかぶった少女像のメルヘンチックな人物画で知られる織田廣喜さんの作品集は、安藤忠雄さんの建築によって柔らかい光をうけ、より一層作品の印象を際立たせる・・・2人の作家が作り出す、素敵な空間に僕達は酔いしれる事が出来ました。
そのような心地良い場所も、去年に閉館していて残念ながら入る事は出来ず、入り口に落ちていた枯れ葉を見たときに、すごく寂しい気持ちになりました。
しかし、そんな寂しい気持ちも忘れさしてくれるくらいブルーメの丘は、今の季節は気持ちがよく、変形自転車やゴーカート、アーチェリーやパターゴルフなど、今の暮らしの中ではなかなかしないような遊びをして、自分達が子供の頃に友達と自転車で競争したり、スポーツなどで夢中になって遊んだ頃を思い出しました。
自然のある場所に綺麗な花が咲き、太陽の下で体を動かして過ごす日を作り、少し子供の頃に戻ってみる・・。そんな日をこれからも大切なモノとして思っていきたいと思います。




戦国時代から江戸時代にかけて、大名の居城を中心に発達した市街・・・城下町。
城下町として栄えた、飛騨高山と松本市に行ってきました。
まず飛騨高山は山々に囲まれた町で、町に向かう道を挟む山は、寒い冬の訪れを知らせる為に真っ赤に染まっていました。
高山の市街は昔ながらの町屋がたたずみ、昔にタイムスリップしたような町並みになっています。その中の一つの料亭に入ると、囲炉裏の炎が暖かく迎え入れてくれて、特産の味噌と飛騨牛を焼く香ばしいにおいで、僕達の食欲をそそりました。
歴史と伝統文化、味と技、自然と景観などなど、見るものすべてに味わいと感動をもたらしてくれる。そんなモノがたくさん詰った町でした。



その高山から約2時間もう一つの城下町、松本市にも行きました。
松本城をはじめ、旧開智学校などの重要文化財の建築物や、なわて通りなどの大正、昭和初期の風情が残る懐かしさを感じさせる町並みは、散策にオススメの町でした。
中でも、重要文化財の旧開智学校は、我が国最古の擬洋風学校建築で、ステンドグラスなどの異国情緒あふれる建物でした。建物の中には明治から昭和にかけての教育資料などが保存され、木の机や黒板、オルガンや教台、教科書などの懐かしい展示物が並んでいました。校舎の横には、新しく作られた開智小学校があり、その運動場から聞こえる子ども達の声を旧校舎の中で目をつぶって聞いていると、小学校の時の記憶がよみがえり、胸が高鳴っていたように思います。
古き良き時代の風情が残る懐かしさを感じながら、五感では感じ取れないモノを感じれる町でした。



奥飛騨にある新穂高温泉。その温泉郷の中にある、蒲田川の川沿いに佇む創業80余年にもなる旅館「槍見館」。
僕は「日本の秘湯」という言葉を聞いた時に、山、川、木造の建物、囲炉裏、岩の露天風呂…などをイメージします。
そんな僕の秘湯のイメージをすべて満たしてくれる旅館でした。
まず、懐かしく温かみのある木造のつくりで迎え入れ、囲炉裏の間で暖かいお茶とその地方の和菓子を味わう。そして川沿いにある大きな岩の露天風呂に行き、山間の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む。その後は、体の芯まで温まる美味しい地酒を飲みながら、山菜や飛騨牛の昔懐かしい料理を堪能する。
心も体も癒やされ、また満足感に満たされていく時の自分の気持ちは計り知れないくらい心地よいものでした。
『川の清らかな音色を聞きながら、木の温もりの中で”いつかどこかで・・・。』
と、懐かしくも緩やかな時を過ごし、いつもと違う自分の中にあるモノを感じさせてくれる場所でした。




瀬戸内海に浮かぶ直島という島をご存じですか?
直島は世界的な建築家である安藤忠雄さんによる自然を破壊しない融合された建物と、その安藤建築に負けない力強い作品がある島です。
美術館とホテルの複合施設のベネッセ、建物の大半が地中にある地中美術館、民家を改装し作品としている家プロジェクトがあり、そして島のいたるところに作品が展示されています。
その数多くある作品の中でも、地中美術館にあるジェームズ・タレルの[オープン・スカイ]という吹き抜けのある空間は、そこから光を体で感じ、見る空そのものが作品としている。だからその時によって変化する。
そこに座りずっとこうしていたいと思う場所で、心地よく、時間を忘れさせてくれました。
ベネッセから見渡す三方からの景色も絶景で、見る景色そのものが作品なので曇りの日でもよく似合う。大阪に住む僕にとってここにいる一時は、時間の流れ方がゆっくりで、とても癒された気分になりました。
環境そのものが美術館である直島は、僕にとって大好きな場所となり、またひとつ大切なモノが増えました。


PL花火大会、淀川花火大会、天神花火大会、etc…
皆様が思う夏の風物詩でもある花火大会は、どの様なお祭りをイメージしますか?
7月30日と8月10日の2日に渡り、数も2000発と少ない、白浜の小さな花火大会があります。花火は海に浮かんだ船から打ち上げられ、それを白くて広い砂浜から眺める事のできる花火大会です。
花火を臨む事のできる砂浜の周りにはたくさんの出店が立ち並び、浜辺に向かう人たちの足を止めては心を躍らせます。そんなたくさんの出店を横目に、次々と上がる花火を浜辺から眺める。
静けさと活気が入り混じった雰囲気が、夏の風情あるお祭りをよりいっそう気持ちの良い空間に演出し、忙しく時間に追われる都会から帰った僕達を迎えてくれます。
間近で見る花火は、頭上に火の粉が降ってくる様に感じるくらい大きく、音も振動も体で感じれるほど激しく伝わり、普段はささやかな小波の音だけが響く田舎の夜を華やかに彩っていました。
火薬の香り、音、大きさ、振動、すべてが見ている人達の体に伝わり、僕達は歓声と拍手でその感動に応える・・・・・そんな小さな田舎の花火大会が僕の中で描かれる花火大会、僕の好きなモノのひとつです。



今作は「mono.」のイメージの柔らかさを残しつつ、スタイリスト2名が男性なので少しクールな感じの曲をセレクトしました。
主に「jazz」を主体に、ハウス~トリオジャズまで様々なカテゴリーの曲で構成しています。
「ラウンジ」な感じよりもクラブジャズといったクールな選曲が多いので、「ミックス」で女性的な少し柔らかい印象を出しています。
mono.CDシリーズはごく自然な新風となり、サロンにより多くの「プラスα」を発し、『より良い空間を皆様と共に。』をコンセプトに作られたモノです。
After Jazz Production DJ 岩瀬純生
LE PETIT THEATRE ~mono.MIX~
GOODBYE YELLOW BRICK ROAD / SZANTE THU RESSON
I DANSIMED PER / Gling-Gio
THE DHARMA BUMS / Nicola Conte
DAINAYA / Paris Jazz All sTARS
CONTRAST / sunaga T. Experience remix
JACK MIRACULOUS / GinoVannelli
Feel The Air 2005 / Jazztronik
Girl From Southend-Ou-Sea / Ray Budd
CIDADE VAZIA / MILTON BANANA TRIO
making room / FRONTLINE
KSIZYCONE DZIEWCZYNY / PIOTR FIGIEL
BEI BIST DU SCHON / HERRERA
BIAV / CIGANI RUZSA+ANGELO
3000ml (MILK) / Rei Harakami
LES MAINS Qul FONT Du BIEN / ANDRER PARISY
AMBA MARIA / DAVID KOUEN
キャンドルナイト、そんな夜の過ごし方を知っていますか?
僕達がそんな素敵なイベントに参加する事になったのも、友人の『キャンドルに火を灯そうよ。』という一言からでした。
キャンドルナイトとは夏至と冬至の日に電気を消し、キャンドルに火を灯して時を感じようというイベントで、全国各地で8時から10時までの2時間を、いろんな人が電気を消していろんな過ごし方をしていたようです。
普段は当たり前に明るい中でいる僕達は、キャンドルの灯りがもたらしてくれる空間がこんなにも柔らかくゆったりとした気持ちにさせてくれる心地よいものとは知りませんでした。
いつも一緒にいる仲間との会話も、灯りがもたらしてくれる力で、また違った気持ちにしてくれる、そんな時間に出会う事が出来ました。
次のキャンドルナイトの時は、どんなステキなモノに出会う時間になるのか、今から楽しみです。



僕が中国茶と出会ったのはもう何年も前に、この月乃音ででした。
その時は中国茶の種類や味、その背景にある作法や茶文化などは全く知らない僕でしたが、凄く幸せな時間を過ごせたように思います。
それは日本にいるとは思えないような、アンティークなマンションの1室で、かっこよくステキな家具たちに囲まれ、可愛くてきれいな茶器で始めての中国茶を味わい、しかもそれを入れてくれるのは、やわらかで自然な空気感を放つ女性の渡辺乃月さん。
そんな渡辺さんの世界に引き込まれ、それだけで至福の時間を味わう事が出来ました。
その月乃音が充電期間を経て装い新たに教室としてオープンする事を聞き、僕の生活の中でまた一つステキなモノに出会える時間ができる事を本当に嬉しく思います。
茶文化の残る国の風習や暮らしの中から、毎月旅をするようにお茶を紹介してもらえる、そんな幸せな時間を過ごせる場所になりそうです。
about 月乃音
中国茶をベースに茶文科の残る国の風習や暮らしの中から 毎月旅するようにお茶をご紹介致します。
茶教室生徒募集要項定員:1クラス 2~5名(少人数制)
時間:約2時間(毎週土曜日休講)月1回
朝の部・11時~/昼の部・15時~/夜の部・18時半~
料金初回3,500円(茶葉・菓子代込み)その後、引き続き受講をご希望される方は、6回分2,1000円となります。
お申し込み
メール又はファックスにてお願い致します。
途中参加、グループ参加もどうぞお気軽にお申し込み下さい。月乃音渡邊 乃月-Nozuki Watanabe-
〒550-0014
大阪市西区北堀江3-5-5 maison de OAK#602
tel/fax:06-6541-9550
E-mail:tsukino-oto@dance.ocn.ne.jp
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